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天才になれなかった全ての人に読んでほしいマンガ「左ききのエレン」

おもしろポイント

①何かを成し遂げたいという気持ちにダイレクトに刺さる名言が多い

②天才と凡人それぞれの苦悩が混ざりあい読んでて苦しい。でも気になる。

③クリエイティブに対する作り手の考え方が分かる。

読んでて苦しくなるマンガです。自分の人生を精いっぱい生きてるのかな?このままでいいのかな?と自問自答しちゃうマンガです。

圧倒的な絵の才能を持ち、天才といわれる主人公エレンと才能はないと自覚しながらも天才との差を努力で埋めようとする光一。

多くの人が何かで一番になりたいと思う一方で、一番の人すなわち天才と自分は違うという理由をたてて簡単な道を選びたがります。心のどこかでもっと頑張れば自分だって一番になれるのでは?という思いを隠しながら。

私もそんな簡単な道を選んで大人になった一人です。だからこそ、大人になっても天才になろうと全力を尽くす光一の姿は自分と異なり、何か苦しく、とてもかっこよく見えます。

このマンガには「天才になれなかった人」という言葉が多く出てきます。

天才とは凡人の延長線上に存在してくれているのか、最初から別の道なのか?

野球少年は努力を死ぬほどすれば皆イチローになれるのか?

そんなことを思いながら楽しめる深良いマンガです。