資産形成の出来る生命保険は必要ない。
『保険と資産形成は別にしたほうが良い』
ってことで、本日かかりつけのFPさんに相談してアクサ生命の生命保険の商品である
『ユニットリンク』を解約してきました。
実際に投資効果を発揮する前に解約してしまったので損しましたが、勉強代として消化します。
商品自体が悪いわけではありませんが、メリットとデメリットがどちらもはっきりとしているのでその点をしっかりと理解する必要があります。じゃないと大変なことに・・・
実際にユニットリンクと検索すると「ひどい」「苦情」「やめるべき」と出てくる一方で「良い」「増えた」という意見もあったり・・・
私の契約から解約までを記録するのでこれからユニットリンクを契約しようとしている方、また解約を悩んでいる方はご一読くださいませ。
・これから保険契約を検討している方
・資産運用/nisaを検討している方
・ユニットリンクを契約・解約しようとしている方
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①契約時:生命保険と資産運用が一緒にできると必ず言われます。
自分の結婚式も落ち着いたので将来のためにと色々と金融商品を探していく中で、保険会社の方から『アクサ生命のユニットリンクはいかがでしょうか?』と言われました。
「資産運用もできるので学資保険の代わりにもなるし、生命保険の機能も付いているからやったほうがいいですよ。」
これ必ず言われます(笑)
これ自体は嘘ではなく、この商品の最大のメリットです。
- 資産運用の機能があるので、掛け捨てにならない。
- 生命保険としての機能がしっかりとある。
これだけ見ると資産形成と保険のハイブリットやん!となります。
掛け捨てなんてもったいないしこれに決めた!と当時の私も思いました・・・
上記のメリットと一緒に見せていただいた運用予測レポートがこちら。
仮に6%(赤〇欄)で運用が出来た場合、
- 子どもが20歳になっているかもしれない、20年後(黄色〇)
払込金額3,883,200円 解約返戻金5,511,000円 プラス1,627,800円
- 満期の65歳まで運用した場合(緑〇)
払込金額7,378,080円 解約返戻金20,457,000円 プラス13,078,920円
ニコニコ顔の私に保険会社の人が伝えてきた注意事項
- 基本的に10年間は解約しないほうが良い。ほぼ損する。
- 金額を下げることはできるけど、そこから元の額には戻せない。中々下げつらい。
- 毎月支払い続けなくてはならない。今月はお休みはNG。
それでも、運用レポートを見てしまっているので全く注意事項が入ってこない私。
そして契約を完了したのである。
②契約後:冷静に考えると・・・
えーと、生命保険に入って自分が死んだときの保証が確保されたけど、俺が死ぬ確率って何%・・・?とかだんだん思ってきてしまい、不安に。
google先生に聞いてみようと検索窓にユニットリンクと入力すると
ひどい・・・やめるべき・・・
焦りだす私(笑)
必ず認識しなくてはいけないことはこれ。
ユニットリンクは死亡保障がついている分、預けた分が全て投資運用に回るわけではないので、積立NISAなどよりは収益パフォーマンスは低い。
ここの部分の認識をせずに、ユニットリンクを契約する人がめちゃくちゃ多くて、口コミや評判が悪くなっているらしいです。保険屋さんとしてもここを曖昧にする人がいるので要注意です。
私は上記の注意点も理解して契約していたのですが、ふと思ってしまった。。。
と、と、とりあえずユニットリンクでどのくらいの割合が手数料として使われているのか確認してみようと計算。(もっと早くしろ)
ってことで、手数料の割合を計算してみました。
解約返戻金の利率が0%の時を基準にすると実際の手数料が分かるので、払込保険料との差を出して手数料率を計算してみると約30%が手数料として引かれて残りが運用に回されているとわかります。
ライフネット生命で同じように死亡保障1000万円の掛け捨ての保険を私の条件で申し込んだ場合、毎月2,322円で年間27,864円、38年間で1,058,832円。
ユニットリンクの2,004,080円と比べると945,248円安い結果となりました。
ここからは個人の見解ですが私はこの945,248円も積立NISAにまわした方が良いと思いユニットリンクを解約しました。
ただ、ユニットリンクを扱うaxa自体は超大手ですので特別な株式で資産を運用できるなどのメリットもございます。
保険商品はその場の勢いで決めずにしっかりとFPさんなどに相談して決めることをおススメします。
以下は私が資産運用について学ぶ際に初めて読んだ本です。マンガと解説でものすごくわかりやすいので最初の入門書としてはおススメです!