花占い。
ほとんどの人が人生で一度は愛しき人を思いながら、「好き・嫌い・好き・・・」と花びら1枚1枚に自らの運命を委ねたことがあるのではないでしょうか。
この花占い、うまいことできていてほとんど『好き』になるように花の神様が設定しています。
この一見単純な花占いに隠された数学との関係についてご紹介します。
- 花占いの起源
- 花占いでよく使用される”マーガレット”は理にかなっていた
- フィボナッチ数列と花びらの関係
①花占いの起源
花占いの発祥の地はフランスと言われています。日本の「好き・嫌い」よりもフランス版は細かくセグメントがされていて
『ちょっと好き、好き、愛してる、すごく愛してる、愛していない』の5通りの答えが用意されています。
恋愛感情の段階的な盛り上がりをしっかりと表していて、フランスのおしゃれな性格がこういった部分にも垣間見れます。
当時から人間の意図によって結果が左右されないということで、自然の摂理の中で生まれた花びらが占いの道具として重宝されました。
②花占いでよく使用される”マーガレット”は理にかなっていた
花占いをする乙女が手にしている花の王道は『マーガレット』です。
マーガレットというと少女漫画の名前であったり、結婚式のブーケで使われたりと何かと女性らしい花といった印象があります。
しかも、マーガレットの花言葉は日本では『真実の愛』
まさに花占いにぴったりの花です。
また、マーガレットの花びらの枚数は21枚と決まっています。(養分の関係で増減があるかもしれませんが)
だから、日本式の『好き・嫌い』でいくと必ず『好き』になる花です。
それでも万が一、マーガレットで『嫌い』に当たってしまったらよほどその恋は脈がないことになりますね。
③フィボナッチ数列と花びらの関係
1・2・3・5・8・13・21・34・・・・
この数列を『フィボナッチ数列』と言います。法則分かりますでしょうか。
左隣の数字を順々に足していくと右隣りの数字になっていきます。
このフィボナッチ数列は映画ダヴィンチコードでも暗号解読の際に使用されました。
そして不思議なことに多くの花の花びらはこのフィボナッチ数列の通りの枚数になっているといわれています。
先ほどのマーガレットの花びらは21枚でした。
その為、ほとんどが奇数になるので『好き・嫌い』の日本式花占いはほとんどの場合で『好き』になるということになります。
今後、だれか好きな人が出来たらこのフィボナッチ数列を思い出して自信をくれる花占いをやってみてください。