あなたは何が好きですか?という質問に答えられない人が増えているらしいです。
SNSやネットが普及して、質問すればすぐに答えが提示されます。でも、逆にテレビ離れや効率化された世の中で、意図しないもの・人との出会いが少なくなっている気がします。それ故の新しい発見や何かを好きになる機会の幅が少なくなっているのではないでしょうか?
そんな世の中で好きなことがある人・ない人の違いは何か。
それは情報感度の高さの違いだと思います。
好きなことが多い人は情報と接する面を多く持っていて、好きなことがない人は情報と接する面が少ない気がします。俗に言う情強と情弱です。
興味を持つって運命的な部分と自らの能動的な姿勢が必要で意外とハードルが高かったり。
でも知らない間に興味の入り口までふわ~っと導いてくれるメディアがあります。
それが『マンガ』です。
マンガの良さって、自分が知らなかった世界や生き方、考え方、知識とかをキャラクター・セリフ・風景・ストーリーを媒体にスーッと教えてくれることかなって思います。
マンガは漢字で『漫画』
漫画の『漫』の意味は以下のように定義されています。
日本ではとりとめのない話を漫談という。漫談は内容がおもしろおかしくとりとめがない。滑稽や諷刺の内容を絵にしたのが漫画である。漫は「締まりがない」「とりとめがない」という意味から、滑稽・ユーモアによって緊張した心をゆるめる(解放させる)という意味合いをもつ語となった。
漫画は文庫本とか教科書よりも心の緊張をゆるめながら、いろんなことを教えてくれる本ということです。
だから、何かに興味を持ちたいときはマンガを読んで新しい出会いをすることをおススメします。
実家の母さんやサザエさん、ちびまる子のお母さんはマンガを読んでゴロゴロしていると怒ってきますが、マンガを忌み嫌う人は出会うべきマンガに出会っていないんだと思います。(サザエさんもちびまる子も国民的なマンガですが)
私がマンガから新しい世界を教えてもらったことを一つ紹介します。
BLUE GIANT
主人公の大(ダイ)が世界一のジャズプレイヤーになるために様々な人と出会い、別れ、強くなっていく話です。このマンガを読むまではジャズって難しくてなんか洒落っぽくて自分とは縁のない世界だと思っていました。でも、ジャズってロックで自由で楽しい音楽ということを大の目線を通して知ることが出来てたまに聞くようになりました。おすすめの曲なども紹介されているのでyoutubeで検索して、実際に登場キャラクターたちが聞いている音ってこんな感じなのかな?とか想像しながら見るのも面白いです。
これ以外にも、いろんな世界をマンガは見せてくれています。大人の恋愛事情や春秋戦国時代の歴史、トランスジェンダーの人の気持ちや、命に対する考え方、美大の入試の大変さファッションデザイナーの仕事などなど。
何かに打ち込む人のそばにいると自分も何かに興味を持たなくちゃ。。。って焦ります。
そん時はマンガをまずは読んでみましょう。
そしたら知らない間に何かに興味を持てるかもしれません。マンガを趣味にしちゃってもいいかも(‘ω’)
もし、上記の話に興味を持っていただけましたら以下のホリエモンさんの本も面白いはず( ゚Д゚)