採用面接において自己紹介は新卒・中途問わず大切です。
どこの会社でも定番で一番最初に聞かれます。
では、面接受けする自己紹介に必要なことは何なのか。
意外と知っているようで知らない採用面接における自己紹介のテクニックについて紹介します。
- 採用面接における自己紹介の目的とは?
- 自己紹介のテクニック
①採用面接における自己紹介の目的とは?
自分のことを紹介するためじゃないの?
それ自体は間違いではありませんが、もっと深堀すると「その場で初めて会った面接官に興味を持たせるため」に自己紹介をします。
基本的には履歴書を通過した後に面接がありますので、ある程度の基本事項は認知されている上での自己紹介となります。
良い自己紹介と悪い自己紹介の違いは、聞いている側にアクションを起こさせるか、そのままスルーされるかの違いです。
時と場合にもよりますが、アクションの起きない自己紹介は本来の目的を達成できておりません。
この考え方は、新学期の学校や新卒入社の職場、合コンなど様々な場面での自己紹介に通づるものがあります。
いかに短い発信の中で、自分自身の裾野を広げて相手に興味・共感・質問といったアクションを起こさせるのか、言い換えると『決定的な情報』よりも『匂わせる情報』を盛り込むことが重要となってきます。
あまりに詳細な情報を伝えすぎると、聞く側も了解してしまい特に深堀をしてこなくなってしまうので、少し余韻を持たせる自己紹介が好まれます。
なので、好きなことや趣味なども割と複数個盛り込んで話すこともその内容にもよりますが自分自身の裾野を広げるといった目的としてはありかと思います。
②採用面接における自己紹介のテクニック
上記を踏まえたうえで、採用面接の自己紹介で面接官が引き出したい情報は以下だといわれています。
- 礼儀
- 説明の分かりやすさ
- ストレス耐性
『礼儀』
名前は●●●と言います。改めまして本日はよろしくお願いいたします。
→自己紹介の冒頭の部分で、しっかりとあいさつができるかはポイントです。意外と言わずに話し始めている人が多いです。
『説明の分かりやすさ』
~としてご紹介したい内容は2つあります。まず1つ目は~です。
→段階を踏んだ話し方をすることが重要です。内容としては履歴書ベースで理解されている部分も多いので、それらを以下に建設的に話せるのかがポイントとなってきます。
『ストレス耐性』
休日は所属している●●●で~を楽しんでいます。/友人と~楽しんでいます。
→一人行動の趣味が悪いというわけではありませんが、傾向として面接官側としてはストレスが溜まった時にしっかりとそれを吐き出せる環境があるのかや、集団行動ができるのかといった部分を見ています。なので、言葉選びとしては「所属」や「他人」の存在が分かるような趣味の紹介をすることが好まれます。
これらの他にも、話し方や表情など様々な要因が関係してきますが、根本にある自己紹介の目的は何なのかという部分を理解しているかどうかで色々と伝え方も変わってきますので意識するだけでも違ってくると思います。