「普通はさぁ・・・」という言葉は攻撃力があります。
先に言ったもん勝ち的なところがあって、言われた側はそれに対して意見した場合「普通」ではなくなります。
多くの場合、立場的に上の人から言われるケースが多い気がする。
親だったり上司だったり。
普通の基準は大多数の人が属しているグループ(経験・行動・考え)かどうかで、そのグループから遠ざかるほどに普通じゃないというレッテルが貼られる。
大多数の人が通ってきた道は安全に整備されていて歩きやすく、親や上司としては子供や部下に失敗をさせられない責任感があるからこそ「普通」という言葉で安全な方へ誘導したがるのだと思うし、失敗させないことで自分自身を守るということもできる。
基本的に「普通はさぁ」という言葉を使用する人は相手の意見を聞かない気がする。その人の中ではそれが正解になっているから他言無用的な感じ。
多分、それが「普通」という言葉が面白くないって言われたり、受け手側をイラっとさせるポイントなんだと思う。
だから、普通という言葉はあまり使わないで、「私はこう思うけど、あなたはどう思う?」というスタンスの聞き方にした方がいろいろと便利な気がする。
その方が個人対個人の意見って感じで対等な気がする。
普通という言葉はライス普通盛りの時だけ使うことにしよう。