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ネクタイから見れる日本人のその場合わせ思想

ネクタイってどんな気持ちで毎朝つけてます?

ネクタイって一説によると、恋人や奥さんが彼氏・旦那さんに戦争の時の弾除けのまじないとして首に巻いてあげていたという何ともロマンチックな逸話があります。

また、ルイ14世が30年戦争時に傭兵として来ていたクロアチア人が首に巻いている布を目にしてあれは何かと家来に聞いたときに、「あれ」=「傭兵」と勘違いした傭兵があれは「クロアチア人(cravat)です」と答えたことが今のフランス語のネクタイを意味するcravatという単語の語源らしいです。その後、おしゃれ好きなルイ14世の影響で首に布を巻く習慣が生まれたそうです。

そんな歴史を持つネクタイですが、日本人のサラリーマンはどういった思い出あれを首に巻いていますか?

おしゃれを楽しむため。仕事モードになるため。好印象を相手に抱かせるため。

ネクタイという布一枚にも本来いろいろな役割が備わっています。

ここからは本当に個人的な考えなんですが、今の日本ってなんか『ネクタイ=古い。なんか堅い』みたいな雰囲気ありませんか?スーツをしっかり着ていてもネクタイはしない人が周りに増えてきたように感じます。あっ、うちの会社ネクタイしなくてもいいんす(‘ω’)みたいな感じ。。。外すことがおしゃれみない風潮があるように感じます。

だったらワイシャツもやめて、Tシャツにジャケット、チノパンくらいラフにしちゃえばいいのに。

そんな矛盾を大きく感じるのが日本のcool bizの時期です。

cool bizでネクタイ取ったってそんなに変わらないような・・・

会社でもお客さんのところに行っても、今cool bizの期間中だからネクタイ外してくださいと言われます。でも、ジャケットはしっかりと着て打合せをします。。。。

まず、ジャケット着なくてよくない!?

日本でよくある本質を間違えていませんか問題をここからも感じます。

ネクタイって体温調整のアイテムでしたっけ的な感じです。

営業の仕事は特に印象が大切になる仕事です。

そんな印象重視の仕事だからこそ、cool bizで世間的に外そうみたいな空気だから外すかではなく今だからこそ俺はネクタイする!くらいな気持ちの人のほうがかっこいいと思います。

本来のネクタイに込められた意味を再確認してこれからも私はネクタイをつけていくことを誰に宣言するのかわかりませんがここに宣言します。(‘◇’)ゞ